沖縄ツーリング・ドライブ ガイド
沖縄ツーリング10月・11月ガイド|気温・服装・台風と秋コース

10月・11月の沖縄は、真夏の暑さがやわらぎ、半袖では少し涼しく感じる日も出てくる季節です。那覇の平年の日最高気温は10月で28.1℃、11月で25.0℃(気象庁「那覇 平年値(1991〜2020年)」)。結論から言うと、秋の沖縄ツーリングは「長袖のライディングジャケット+薄手のインナー+レインウェア」を基本にし、台風情報と日没時刻を確認しながら計画するのがおすすめです。
この記事では、那覇のレンタルバイク店ODA SPORTSが、秋の沖縄をレンタルバイクで走る方に向けて、10月・11月の気温・服装・天候の注意点と、日の短い秋でも回りやすい中部の2コースをご紹介します。
10月・11月の沖縄はツーリングに向いている?
真夏にくらべて気温が下がり、台風の接近も少なくなっていくため、走りやすいと感じる方が多い時期のひとつです。ただし台風が来ないわけではなく、季節風(ミーニシ)で風が強まる日もあるため、天候の確認は欠かせません。
那覇の気温は10月・11月でどれくらい?
気象庁の平年値(1991〜2020年の30年間)によると、那覇の気温は次のとおりです。
9月:平均気温27.9℃/日最高気温30.6℃/日最低気温25.8℃
10月:平均気温25.5℃/日最高気温28.1℃/日最低気温23.5℃
11月:平均気温22.5℃/日最高気温25.0℃/日最低気温20.4℃
10月は日中まだ夏に近い暖かさがありますが、11月になると最低気温が20℃前後まで下がります。バイクは走行中に風を受けるため、同じ気温でも体感はこれより涼しく感じやすい点に注意しましょう。
降水量の平年値は、10月が179.2mm、11月が119.1mmで、9月(275.2mm)よりは少なくなっています(同じく気象庁の那覇の平年値)。
台風は10月・11月にも来る?
来ることがあります。気象庁の台風の平年値(1991〜2020年)では、沖縄地方への台風の接近数は8月が2.2個、9月が1.9個、10月が1.1個、11月が0.3個です。秋が深まるにつれて少なくなりますが、10月はまだ平均して1個程度の接近がある計算です。
※気象庁の「接近」は、台風の中心が沖縄地方のいずれかの気象官署から300km以内に入った場合を指します。
秋に吹く「ミーニシ(新北風)」とは?
ミーニシ(新北風)は、沖縄で10月ごろに吹く季節風です。気象庁石垣島地方気象台は「10月頃に吹く北東の季節風」と説明し、「この風が吹き出すと沖縄は長い夏から解放され、本格的な秋の入りとなります」としています。
ミーニシが吹く日は空気がからっとして走りやすく感じる一方、海沿いや橋の上では横風を受けやすくなります。秋のツーリングでは「気温」だけでなく「風」もあわせて確認しておくと安心です。
秋の沖縄ツーリングは何を着ればいい?
秋の服装は、「長袖+脱ぎ着できる重ね着+雨具」が基本です。日中と朝夕、晴れと曇りで体感が変わりやすいため、1枚で調整しようとせず、重ね着で対応できるようにしておきましょう。
10月の服装の目安は?
10月の日中は夏に近い気温の日もあります。
上半身:通気性のある長袖のライディングジャケット(メッシュ素材など)+吸汗速乾のインナー
下半身:長ズボン(デニムやライディングパンツ)
足元:くるぶしが隠れるスニーカーやブーツ
日差しが強い日もあるため、半袖で走りたくなる場面でも、転倒時や日焼けへの備えとして長袖をおすすめします。
11月の服装の目安は?
11月は最低気温が20℃前後まで下がり、朝夕や曇りの日、海沿いの風を受ける区間では肌寒く感じることがあります。
上半身:防風性のあるジャケット(3シーズン用など)+薄手の長袖インナー。寒いときに足せる薄手のフリースやウインドブレーカーがあると便利です
下半身:長ズボン。風が気になる方は厚手の生地を
首まわり:ネックウォーマーやネックゲイター
「昼は暑いのに、夕方の帰り道は寒い」ということもあるため、脱いだ上着をしまえるバッグがあると調整しやすくなります。
持っておくと安心な小物は?
レインウェア(上下):にわか雨のほか、風よけとしても使えます
グローブ:手の保護と、朝夕の冷え対策に
日焼け止め・サングラス(またはシールド付きヘルメット):秋でも晴れた日の日差しには注意
スマートフォンの防水ケースやモバイルバッテリー:天気や雨雲の確認用に
※ODA SPORTSのレンタルバイクにはヘルメットをご用意しています。そのほかの装備の貸し出しについては、ご予約時にお問い合わせください。
秋の沖縄で天気が崩れたら、どう判断する?
台風の接近時や大雨・強風の日は、無理に走らず予定を変更するのが基本です。バイクは車にくらべて横風や路面の影響を受けやすいため、「少しでも不安があれば走らない」くらいの判断で構いません。
台風が近づいているときは?
・出発前に気象庁の台風情報・気象警報を確認する
・台風の進路予報に沖縄が含まれている間は、走行の予定を見直す
・台風が過ぎたあとも、しばらく風が残ったり、倒木や飛来物、砂が路面に残ったりすることがあります
台風などで飛行機が欠航した場合のキャンセルについては、ODA SPORTSのご利用ガイドに「キャンセル料は発生いたしません」と記載しています。そのほかの天候による予定変更は、わかった時点で早めにご相談ください。
雨上がりや強風の日に気をつけることは?
濡れた路面:マンホールのふた、白線(横断歩道など)、金属の継ぎ目は滑りやすくなります。急ブレーキ・急な倒し込みは避け、車間距離を長めにとりましょう
横風:橋の上や海沿い、トンネルの出口では風の向きが急に変わることがあります。スピードを控えめにし、上半身の力を抜いて走りましょう
海沿いの駐車:強風の日は、風を受けにくい場所に停めると安心です
秋に走りやすいのはどんなコース?中部の2ルート
秋のツーリングで意識したいのが日没の早さです。国立天文台の暦計算室によると、那覇の日の入りは2026年10月1日が18時16分、10月31日が17時48分、11月30日が17時37分。夏にくらべて明るい時間が短くなるため、秋は那覇から日帰りしやすい中部のルートを計画に組み込むと、日没までに戻りやすくなります。
ここでは、当店ブログでまだ詳しく紹介していない中部の2ルートをご案内します。
コース1:勝連城跡と浜比嘉島をめぐる中部東海岸ルート
ODA SPORTS(那覇)→ 勝連城跡 → 海中道路 → 平安座島 → 浜比嘉大橋 → 浜比嘉島 → 那覇
午前中に出発し、明るいうちに那覇へ戻る半日〜1日のルートです。
勝連城跡(うるま市):2000年に世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして登録された城跡です。
眺め:うるま市観光物産協会によると、頂上からは太平洋を一望できます。
あまわりパーク:勝連城跡の周辺に整備されたエリアです。2021年10月に開館した歴史文化施設では出土品などを展示しています(うるま市観光物産協会)。
観覧・駐車場:勝連城跡の観覧は有料です。料金は区分ごとに分かれているため、勝連城跡公式サイトでご確認ください。公式サイトでは、営業時間を9:00〜18:00(最終受付17:30)、駐車場を無料(利用は9時〜18時)と案内しています。
海中道路〜平安座島:海の上をまっすぐ走る道路で、東海岸の定番ルートです。海中道路については7月からの沖縄ツーリング完全ガイドでも紹介しています。
浜比嘉島:平安座島と浜比嘉大橋で結ばれた、車で行ける島です。琉球開闢の祖神にまつわるシルミチューやアマミチューの墓(いずれもうるま市指定文化財)があります。今も地域の方が祈りをささげる場所なので、静かに見学しましょう。うるま市は「集落内は道が狭いので、徐行運転を」と案内しています。
海中道路や浜比嘉大橋の上は、ミーニシが吹く日に横風を受けやすい区間です。風の強い日は速度を控えめにしてください。
コース2:座喜味城跡から残波岬の夕日へ向かう中部西海岸ルート
ODA SPORTS(那覇)→ 座喜味城跡 → 残波岬 → 那覇
秋の早い日没を「夕日を見る時間」として楽しむルートです。
座喜味城跡(読谷村):勝連城跡と同じく世界遺産に登録されたグスクです。読谷村観光協会によると、標高120m余りの丘陵地にあり、一番高いところからは読谷村のほぼ全域を見渡せます。曲線を描く城壁も見どころです。
残波岬(読谷村):高さ30m前後の断崖が約2kmにわたって続く岬で、読谷村観光協会は「沖縄本島で夕日が最後に沈む場所として知られる絶景スポット」と紹介しています。灯台は参観灯台として上ることができます(入場料・時間は季節により異なるため、読谷村観光協会のページでご確認ください)。駐車場は無料です。
注意点:残波岬は駐車場から灯台手前まで未舗装の岩場があります。また読谷村観光協会は、台風などで波や風が強いときは波打ち際に近づかないよう呼びかけています。夕日を見たあとは暗い道を走ることになるため、ライトの点灯を早めにし、速度を控えめに帰りましょう。
那覇からの国道58号線沿いの走り方や、北谷方面の夕景スポットは沖縄ナイトツーリングの記事もあわせてご覧ください。1日かけて北部まで足をのばしたい方はやんばる・古宇利島ロングツーリングの記事、南部を回りたい方は那覇発・南部モデルコースが参考になります。
秋のレンタルバイクはどう選ぶ?
秋の沖縄でレンタルバイクを選ぶなら、「風への備え」を基準にすると快適に走りやすくなります。
風よけのある車種:ウインドシールドやフェアリング(カウル)がある車種は、体に当たる走行風がやわらぎやすく、11月の朝夕や長めの距離を走るときに向いています。ODA SPORTSでは、ハーレーダビッドソン ストリートグライド、ヘリテイジクラシック、カワサキ Ninja 1000SXなどをご用意しています
取り回しの軽い車種:浜比嘉島の集落のような狭い道や、初めての道を走るなら、ホンダ レブル250やハーレーダビッドソン X350などの扱いやすいサイズも選択肢です
車種ごとの装備や料金はレンタルバイク一覧の各車両ページでご確認ください。
よくある質問
Q. 10月の沖縄ツーリングは半袖でも大丈夫?
A. 10月の那覇の日最高気温の平年値は28.1℃(気象庁)で、日中は暖かい日もあります。ただし走行中は風で体感温度が下がりやすく、転倒時や日焼けへの備えも考えると、通気性のある長袖ジャケットをおすすめします。
Q. 11月の沖縄ツーリングに上着は必要?
A. 必要です。11月の那覇の日最低気温の平年値は20.4℃(気象庁)で、朝夕や曇りの日、海沿いでは肌寒く感じることがあります。防風性のあるジャケットに、脱ぎ着できる薄手の上着を組み合わせると調整しやすくなります。
Q. 10月・11月に台風は来ますか?
A. 来ることがあります。気象庁の平年値(1991〜2020年)では、沖縄地方への台風の接近数は10月が1.1個、11月が0.3個です。旅行が近づいたら、気象庁の台風情報を確認してください。
Q. 台風で飛行機が欠航したら、レンタルバイクのキャンセル料はかかりますか?
A. ODA SPORTSのご利用ガイドでは、台風などによる飛行機の欠航の場合「キャンセル料は発生いたしません」としています。そのほかの天候による変更は、早めにご相談ください。
Q. 秋の沖縄で夕日を見るなら何時ごろ?
A. 国立天文台の暦計算室によると、那覇の日の入りは2026年10月1日が18時16分、10月31日が17時48分、11月30日が17時37分です。夕日を見たあとの帰り道は暗くなるため、ライトを早めに点け、速度を控えめに走りましょう。
まとめ
10月・11月の沖縄は、夏の暑さがやわらぎ、ミーニシとともに秋を感じられる季節です。一方で、10月はまだ台風が近づくことがあり、11月は朝夕が肌寒くなり、日没も早まります。
・服装は長袖+重ね着+レインウェアが基本
・出発前に台風情報・天気・風を確認し、不安があれば無理に走らない
・日没から逆算して、那覇から回りやすい中部のルートを組み込む
ODA SPORTSは那覇市若狭にあり、那覇空港からアクセスしやすい立地です。営業時間は8:00〜20:00(時間外5:00〜7:59、20:01〜24:00の枠もあります)。ご予約はオンライン・公式LINE・お電話(098-800-1640)で受け付けています。秋の沖縄ツーリングの車種選びに迷ったら、お気軽にご相談ください。
